鳥取大学の獣医学科に興味があるものの、「どんな大学生活を送るの?」「一人暮らしの学生は多い?」「卒業後はどんな仕事に就くの?」と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
獣医学科は6年間にわたって専門的な知識や技術を学ぶため、進学先を選ぶ際には、授業内容だけでなく生活環境や就職先についても知っておきたいところです。
今回は、鳥取大学に通う獣医学生のNさんにインタビューを実施しました。
野生動物に関わるサークル活動から、現役生・浪人生の割合、一人暮らしの実情、卒業後の進路まで、実際の学生の声をもとに紹介します。
※本記事は過去の学生インタビューを再編集したものです。人数・割合・学生生活の様子は取材当時の情報であり、現在の大学全体の状況を示すものではありません。
鳥取大学共同獣医学科とは?6年間で獣医学を学ぶ
鳥取大学農学部共同獣医学科は、岐阜大学と連携した共同教育課程を設けている獣医学科です。
6年間の教育課程を通じて、動物の健康や公衆衛生、臨床獣医学など、幅広い分野について学びます。
獣医師の活躍する領域は、犬や猫を診療する動物病院だけではありません。
産業動物の診療、家畜衛生、食品衛生、研究開発など、さまざまな分野で専門知識が求められています。
では、実際に鳥取大学で学んでいる学生は、どのような大学生活を送っているのでしょうか。
鳥取大学には野生動物に関わるサークルがある?
Q. 鳥取大学には獣医学科ならではのサークルがありますか?
Nさんが紹介してくれたのは、「野生動物医学会鳥大支部」と呼ばれるサークルです。
取材当時、動物や自然に関心を持つ学生が参加し、さまざまな活動を行っていたそうです。
動物園・水族館の獣医師から話を聞く機会も
Nさんによると、当時の活動内容には以下のようなものがありました。
野生動物医学に関する学会への参加
動物園や水族館で働く獣医師の話を聞く活動
鳥取県立博物館での鳥類標本作製の手伝い
山での野生動物観察
地域の人々との交流活動
活動への参加は個人の自由で、関心のある企画を選べるとのことでした。
特に印象的なのは、動物園や水族館の獣医師から直接話を聞く機会があることです。
犬や猫を診療する動物病院とは異なる獣医師の仕事に触れることで、自分の興味や将来の進路を考えるきっかけにもなりそうです。
また、鳥類標本の作製や野生動物の観察といった活動は、動物の生態や体の構造に関心がある学生にとって魅力的でしょう。
※活動内容は取材当時の情報です。現在の団体名や活動状況については大学等に確認してください。
鳥取大学獣医学科の現役生と浪人生の割合は?
Q. 鳥取大学共同獣医学科には、現役生と浪人生がどれくらいいるのでしょうか?
Nさんによると、取材当時は1学年が35人程度で、そのうち現役入学者は約3分の1だったそうです。
つまり、Nさんの学年では、浪人経験のある学生が現役入学者より多いという状況でした。
学年による違いはある?
現役生と浪人生の割合が学年ごとに大きく違うのかについても質問しました。
Nさんは、詳しい数字はわからないとしたうえで、学年による大きなばらつきはそれほどないのではないかと話してくれました。
ただし、これらの割合はNさんの認識に基づくものです。
現在の入学生についても同じ傾向が続いているとは限りません。
受験生の方は、大学が公表する募集要項や入試結果などの最新情報も確認しておくとよいでしょう。
鳥取大学の獣医学生は一人暮らしが多い?
Q. 鳥取大学の獣医学生は、一人暮らしをしている人が多いのでしょうか?
Nさんによると、取材当時は県外出身の学生が多く、大学の近くで一人暮らしをする学生がほとんどだったそうです。
驚くことに、Nさんの学年では鳥取県出身者が1人しかいなかったとのこと。
ほかの学生は県外から進学してきた人が中心で、大学の近くにアパートを借りて生活していたそうです。
もちろん、出身地の構成は年度によって異なるため、すべての学年に当てはまるわけではありません。
通学時間は徒歩5〜15分程度
Nさんの周囲では、大学から近い場所に住んでいる学生が多く、徒歩での通学時間は5〜15分程度だったそうです。
大学の近くに住むことで、日々の通学負担を抑えやすくなるというメリットが考えられます。
6年間の一人暮らしで確認したいポイント
これから鳥取大学への進学を考える場合、住まい選びも重要です。
獣医学科では6年間通学することになるため、家賃だけでなく、通学時間や周辺環境なども確認しておきたいところです。
特に以下のような点は、入学前に調べておくと安心です。
大学までの徒歩・自転車での所要時間
スーパーや飲食店などの生活環境
家賃や光熱費を含めた毎月の生活費
実習や授業がある日の通学のしやすさ
Nさんの話からも、鳥取大学の獣医学生にとって、大学周辺での生活が学生生活の重要な一部分になっていることがうかがえます。
鳥取大学獣医学科の卒業後の就職先は?
Q. 鳥取大学共同獣医学科の学生は、卒業後にどのような進路へ進むのでしょうか?
Nさんによると、取材当時の印象では、次のような進路に分かれていたそうです。
進路Nさんが話したおおよその割合小動物臨床3分の1〜2分の1程度公務員3分の1程度その他大動物臨床・企業就職・大学院進学など
※上記はNさんが把握していた当時の概算であり、大学の公式な就職実績ではありません。
それぞれの進路について、詳しく見ていきましょう。
小動物臨床|犬や猫を診療する獣医師
小動物臨床は、主に犬や猫などの伴侶動物を診療する仕事です。
一般的な動物病院での一次診療から、高度な検査や治療を行う専門的な診療まで、勤務先によって仕事内容は異なります。
Nさんの話では、当時は小動物臨床を選ぶ学生が比較的多かったとのことでした。
動物病院への就職を考える学生は、就職先の教育体制や診療内容、勤務条件などを比較することが大切です。
公務員|家畜衛生や食品衛生に関わる仕事
獣医師の資格を活かせる進路として、公務員も挙げられます。
家畜保健衛生所や保健所など、さまざまな行政機関で獣医師が活躍しています。
動物の感染症対策や食品衛生、公衆衛生に関する業務など、獣医師の専門知識を社会全体の安全に役立てる仕事です。
Nさんの印象では、公務員へ進む学生も一定数いたそうです。
大動物臨床|産業動物の健康を支える獣医師
大動物臨床では、主に牛などの産業動物を対象に診療を行います。
個体の病気を治療するだけでなく、疾病の予防や家畜の健康管理なども重要な役割です。
産業動物に関心がある学生にとっては、大学での実習や見学を通じて、仕事内容について理解を深めることが進路選択につながります。
企業就職や大学院進学という選択肢も
獣医師の進路は臨床や公務員だけではありません。
製薬会社をはじめとした企業への就職や、大学院へ進学して研究を続ける選択肢もあります。
鳥取大学の共同獣医学科では、岐阜大学と連携した教育を通じて幅広い獣医学分野を学ぶことができます。
学生のうちから複数の進路を知り、自分の関心や適性に合った将来像を考えておくことが大切です。
獣医学生が就職先を選ぶときに確認したいこと
獣医学科の卒業後には、動物病院、公務員、企業、大学院など、さまざまな進路があります。
特に動物病院で働くことを希望する場合、求人票の給与や勤務地だけで就職先を決めるのではなく、実際の職場環境まで確認しておきたいところです。
例えば、次のような点です。
新卒獣医師向けの教育・研修制度があるか
どのような症例や診療業務を経験できるか
指導してくれる先輩獣医師がいるか
勤務時間や休日、当直の条件はどうなっているか
将来希望する診療分野に進める環境か
可能であれば、学生のうちに動物病院の見学や実習を経験し、働く獣医師から直接話を聞いてみることもおすすめです。
鳥取大学獣医学科を目指す受験生へのメッセージ
最後に、Nさんへ獣医学科を目指す受験生へのメッセージをお願いしました。
獣医学科は、大学も定員も少なくて受験は大変だと思いますが、頑張ってください!!
獣医師になるという目標に向かって、努力を続けてほしいという応援の言葉をいただきました。
獣医学科への進学を目指している方は、受験勉強だけでなく、入学後の学生生活や卒業後の進路についても少しずつ調べてみてはいかがでしょうか。
まとめ|鳥取大学獣医学科の学生生活と進路
今回は、鳥取大学の獣医学生Nさんへのインタビューをもとに、学生生活や進路について紹介しました。
取材で印象的だったのは、次のようなポイントです。
野生動物医学に関わるサークル活動がある
Nさんの学年では現役入学者が約3分の1だった
県外出身者が多く、一人暮らしの学生が中心だった
大学近くに住み、徒歩5〜15分で通学する学生が多かった
卒業後は小動物臨床、公務員、大動物臨床など幅広い進路がある
大学の学生生活は、公式資料だけではなかなかわからない部分もあります。
今回のような実際の学生の声も参考にしながら、自分に合った進学先や将来の働き方を考えてみてください。
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将来の就職活動に向けて、動物病院の仕事内容や勤務条件を比較し、自分に合う職場を探してみましょう。
取材・編集:ペットワークス編集部
本記事は、過去に実施した鳥取大学の獣医学生へのインタビューをもとに再編集したものです。取材対象者の発言や学生の割合は取材当時の情報です。
参考情報

