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ブリーダーのやりがい

投稿日:2019年6月11日 更新日:

ブリーダーという仕事は日々、犬猫の世話に追われるばかりだと感じるでしょう。ニュースではネガティブな話題ばかりが飛び交うのもブリーダー業です。ただ実際にはペット業界のプロ中のプロでもある彼らのやりがいに注目してみましょう。

■ブリーダーだからできる新種輩出

ブリーダーの仕事は子犬、子猫の誕生させ売買することがメインです。しかし単に繁殖、出産を繰り返すだけが仕事ではありません。

実は現在認定されている犬種、猫種の中にはブリーダーのもとで偶然誕生したことがきっかけで新品種として認定されたものも多々あります。

近年人気の猫では

・スコティッシュフォールド

・アメリカンカール

・マンチカン

などが代表的です。いずれも偶然の産物と言われる猫ばかりです。ブリーダーの手によって同一形態をもつもの同士の交配により固定の特徴へと確立されました。

犬の場合、猫に比べ固定種として認定を受けるには長い年月が必要とされますが、同一犬種内で様々な改良も続けられています。

例えば

・柴犬は社交的で他犬や人間との共生に向いた性格に改良されています

・スピッツはひと昔前のように甲高い声で鳴くことが少なくなりました

・チワワは自衛本能の強さが軽減され、社交的で甘えん坊な性格になっています

新犬種としての認定はないものの、より人間との共生に向いた気質に改良されています。

海外ではドーベルマンやシェパード、グレートデンといった大型の軍用犬を改良し、介助犬やセラピードッグとして活躍できるよう目指す活動もあります。大型犬はその体の大きさから人間を支えることにたけているからです。

また抜け毛が課題とされている盲導犬にはスタンダードプードルとレトリバーを掛け合わせたゴールデンドゥードゥルという犬種も登場しています。プードルの高い知能と抜け毛の少なさとレトリバーの友好性を合わせ持つ犬種です。血統証発行団体の認定はまだ受けていないものの、国内でも徐々に飼育頭数が増えています。

このような取り組みを成功させるには、長年の経験、知識、実績が必要です。もちろんブリーダー同士の交流や意見交換、情報の共有もかかせません。

何等かの形で成果が出た時、社会的な貢献につながった時、幸せに暮らす犬猫の姿を目にした時、ブリーダーとしての大きなやりがいを感じるものです。

■自身の手掛けた子犬子猫が幸せになった瞬間に感じるやりがい

ここ数年でブリーダーのビジネススタイルは大きく変化しています。以前のように誕生した子犬、子猫をオークションやペットショップへ販売するだけでなく、ネット上の仲介サイトを活用したり、自身のHPやSNSを通じて飼い主へ直接販売する方法が増えています。

飼い主へ直接販売することで、購入者と末永い交流が続いたり、中には2匹目、3匹目を同じ犬舎から家族に迎えるという方もいます。購入者同士の交流が盛んになりオフ会という形でイベントを開催することもあります。

トリミングやしつけ教室という形で末永くブリーダーと交流が続くケースもあります。

様々な形で飼い主と直接触れ合うことが出来、犬猫が成長し幸せに暮らす姿を目にすることが出来るという点は素晴らしやりがいと感じるでしょう。

これまではペットショップから飼い主へ手渡されることが一般的だったので、自身の手掛けた子犬、子猫のその先の生活を知ることが出来ませんでした。しかし販売方法の選択肢が増えたことでこのような働き方が可能になったのです。

もちろん直接販売をするということは、ブリーダー自身に求められる役割や責任も大きく増えます。ただその分やりがいや感動が増えることでもあるので、前向きに考えたい方法と言えるでしょう。

■希少種の維持、存続に貢献できた時に感じるやりがい

人気ペットランキングの上位に常にランクインする犬種に柴犬がいます。海外でも人気が高まり、日本を代表する犬種です。

実は日本には「日本犬」と言われる固有の犬種があります。代表的な犬種は秋田犬、甲斐犬、紀州犬など様々です。中には琉球犬など地域固有の犬種の数多く存在します。

ただ近年の小型犬ブームや洋犬ブームの影響や番犬や猟犬の役割が減ってしまったことで中には絶滅危惧種とされる犬種もいます。

ブリーダーの中にはこのような希少な犬種の繁殖に取り組み、本来の血統を受け継ぐ仕事に取り組んでいる方もいます。

もちろんこのような取り組みは、単に子犬を誕生させることだけではありません。適正な飼育方法を飼い主に説明したり、品評会を開催したり、地域と共同で情報発信なども行っています。

代表的な例では秋田県に開業した秋田犬のための施設があります。

ブリーダーの仕事は大変多岐に渡り、それぞれの取り組みや仕事、動物への姿勢も様々です。

しかしニュースで話題になるのはネガティブでショッキングな内容ばかりです。これからは真摯に繁殖に取り組み、素晴らしい実績を上げているブリーダーの活動にも世間の目が向けられる機会が増えて欲しいものです。

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