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見習いOK!のトリマー求人。仕事内容はどんなこと?

投稿日:2018年5月10日 更新日:

トリマーとして専門学校を卒業したり、通信講座を利用し資格取得を終えた後、次のステップは就職活動です。この時まだ実務経験がない場合「見習いOK」という求人情報につい目が止まります。技術職の世界では見習い、一人前という表現が多様されますが、資格のような明確な区切りがない分、職場によってその位置づけや仕事内容は大きく異なることを知っておく必要があります。

トリマー業界での「見習い」にはどのような意味があり、仕事内容はどのようなものかを理解しておくと自分にあった就職先を見つけることが出来るでしょう。

■トリミング業界の意味する「見習い」とは

トリミング業界で見習いという言葉を使用した時、ハサミを使用する技術がまだ習得出来ていないという事を意味します。専門学校やこれまでの経験で自分なりにはハサミを使用し、カットも出来ると思っていても店の提供するサービスレベルに達していない、プロとして有償で技術を提供するレベルに達していない、どのような犬猫であっても安心して任せることが出来るレベルにないという事です。

トリマー募集の求人広告の中には「見習いOK」という記載がされていることもあります。

この見習いとは、

・実務経験がない

・新卒

・一人でカット仕上げが出来ない

という方でも対象になるという意味です。ただ店によって「なぜ」見習いトリマーを採用するのか、必要としているのかは大きく異なるので就職活動においてきちんと確認すべき項目です。この点を曖昧にしいたまま就職をしてしまうと、就職後に方向性の違いや業務内容への不満が募るばかりになってしまうので注意しましょう。

■店によって大きく異なる「見習いトリマー」の仕事内容

見習いトリマーを採用する理由は2つあります。1つは今後数年かけて店として育成を目指しているためです。

・多店舗展開のため常にトリマーの育成が必要

・店独自のカットスタイルの習得が必須

・欠員の補充体勢を常にとっておくため

など将来を見据え採用をします。この場合、日々の業務内容は、掃除、カルテの整理、接客といったカット技術指導以外も幅広く含まれるものの、トリミング作業に比重が置かれ先輩トリマーの指導を受けながら技術向上を目指すことが出来ます。

中には見習い業務の中にも段階があり、採用直後は掃除や雑用全般を担当するものの、その後ブラッシングやシャンプーの担当になり、ドライヤーの担当になりとステップアップし最終的にはカットを担当できるよう計画的な育成プランを設けている店もあります。

ただ見習い期間つまりは先輩からの指導や手直しが必須とされる期間は給与待遇は厳しいものになることを覚悟する必要があります。

もう1つはあくまでも労働力としての採用です。

メインとなるトリマーがカット作業に集中できるように掃除などの雑用全般やペットホテルに滞在中に犬の散歩やお世話、洗濯、買い出し、営業活動などを担います。

このような場合カット作業に携わることはなく、基本的にはトリミングショップの仕事の流れに慣れる程度と考えておきましょう。お客様の犬に触れたり、カットをすることがないので資格や実務経験の有無が重要視されず幅広く採用活動が行われます。

このような業務内容の場合、給与は労働時間に合わせて時給で計算されることが多く一般的な業種のアルバイトと同等を考えておけるでしょう。このような業務内容では魅力を感じないという声も多々ありますが、専門学校在学中や資格取得の期間中にトリミングショップで仕事をした経験があると、仕事の項目、一日の流れを把握でき、自身の体力向上にもつながります。決して無駄になる時間ではないので前向きに取り組むとよいでしょう。

■場合によっては早期の転職が必要なことも

新卒、実務経験無しという状態での就職活動は決して甘いものではなく、つい見習いOKという言葉に無条件に魅力を感じてしまいます。でもトリマーとして仕事をするうえではだれもが必ず見習い期間を経験しています。

一定の期間を過ぎれば次はプロとして一人前と呼ばれる存在になることが出来るのであきらめずにこの期間を乗り切りましょう。就職活動においては、面接の時点で

・どのような仕事内容があるのか

・トリミング作業に従事できるのか

・先輩からの技術指導を受けることが出来るのか

・給与待遇はどのような決まりがあるのか

・出勤日数、勤務時間の決まりは?

という点をきちんと確認しましょう。

トリマーは毎日ハサミを持つことで技術が向上します。ハサミを持たない期間が長くなればなるほど感覚が鈍り、元の状態に戻すまで苦労が生じます。せっかく専門学校で身に着けた感覚が鈍ることのないよう、日々わずかでもトリミング作業に携わり続けることはとても大切なことです。

就職活動においては、見習いはあくまでも通過点と考え、将来性のある職場、育成しようという姿勢がみられる職場を選ぶことが今後の自身のキャリアにとても重要です。

投稿者プロフィール

YUKIYO OHTANI
YUKIYO OHTANI
ペット業界キャリア25年以上。生体販売、トリミング、トレーニングと幅広い経験があり、国内最大手のペット関連企業本部企画業務を10年担当。ペット関連雑誌、サイトへの執筆実績も多数。資格は、トリマー、トレーナー、アロマセラピスト他、幅広く保有。現在は、ペット業界の求職者に向け執筆活動中。

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