トリマー

大変でもやりがいがあるトリマーの世界

投稿日:2018年2月13日 更新日:

立ち仕事、週末の出勤、低賃金とマイナス面が注目されがちなトリマーの仕事にはどのようなやりがいがあるのでしょうか?

やりがいがあるからこそトリマーの仕事を続けることが出来、技術の向上を目指すことが出来るのです。先輩トリマー達が感じているやりがいとはどのようなものかを知っておくと、将来設計に役立つでしょう。

■ありがとうが何よりのやりがい

トリマー関連の専門誌や業界誌、セミナーなどの場では仕事の「やりがい」について質問が飛ぶことが多々あります。

・これからトリマーを目指す人

・就職活動をしている人

・別業界へ転職をするか迷っている人

は同様に「何がやりがい?」と気になるのでしょう。

実は多くのトリマー、カリスマと呼ばれる有名トリマーは同様に「お客様の笑顔」「ありがとう」の言葉がやりがいになると答えています。

トリマーに向けられる「ありがとう」にはどのような意味があるのでしょうか?

大変な見習い期間、肉体の疲労感、精神的な疲労感をすべて消し去り、前向きに仕事に取り組もうと思わせてくれるほどの効力があるのでしょうか?

トリマーに向けられる「ありがとう」の言葉には

・家族ではできない技術を提供してくれてありがとう

・大変手のかかる愛犬を丁寧に扱ってくれてありがとう

・噛みつき、暴れ癖のある愛犬をスマートに扱ってくれてありがとう

・病気の兆候を発見してくれてありがとう

・愛犬の話を聞いてくれてありがとう

などの意味が含まれています。つまりどの「ありがとう」もトリマー自身へ向けられた言葉なのです。

サービス業や小売業では、単なる挨拶、購入した製品への「ありがとう」が交わされることはあっても、なかなかその本人へ向けた真意のありがとうが交わされることは少ないものです。

つまりトリマー自身へ心から伝えられる「ありがとう」はとても貴重で大切な言葉なのです。この言葉を一日の何度も受け取れることが出来る仕事とはとても素敵で、充実感のある仕事と言えるでしょう。

■「自分との闘い」「自分に負けない」ことがトリマー

トリマーの仕事は、技術職であり、個人プレーの仕事です。

同じ職場、店舗には同僚スタッフももちろん勤務していますが、いざトリミングテーブルを前に犬や猫と向かい合った後は、自身のハサミを操り、最後まで仕上げます。

もちろん作業途中に

・疲労感

・思うような仕上がりに切りそろえることが出来ないことへのジレンマ

・同僚や有名トリマーとの技術の差、劣等感

・向上しない自身の技術への苛立ち

・噛みつきや暴れる犬猫への不満

などを感じることも多々あります。でもすべての場面において、自身で解決をしなければならないのです。シャンプーやカットの途中で作業を投げ出してしまう事、いい加減な作業で犬猫を傷つけてしまう事も許されません。

毎日が自分自身との闘いです。自分に負けないこと、自分自身の才能を見限ってしまわないこと、自分自身の成長を諦めないことが大切なのです。

もちろん大変な仕事ですから、もう無理だと限界を感じることも多々あるでしょう。でももしその限界を超えることが出来た時、きっとトリマーとしても、大人としてもさらに成長することが出来るのです。

なかなか自分自身の成長や向上は自らでは実感することが出来ないものですが、トリマーという仕事の場合、お迎え時の飼い主さんからの

・ありがとう

・かわいい

・嬉しい

という言葉がその評価になります。自分の成長、評価を日々実感出来ることがやりがいになるのです。

次の利用時には

・もっとかわいく仕上げてあげたい

・もっと短時間で済ませてあげたい

・もっと要望通りに仕上げてあげたい

・今度は自分の方からカットスタイルを提案してあげたい

たくさんの「もっと」が仕事のやりがいにつながっていくのです。

■目標が見えない時は世界を広げるチャンス

何年も同じ職場で仕事を続けていると、つい閉塞感、行き詰まり感を感じるものです。これはトリマーという特殊な技術職だからこそ感じる思いであり、多くのトリマーが感じる悩みです。

・このままこの店に勤めていても刺激がない

・毎月、毎日同じ作業の繰り返しで、技術向上が出来ない

・日々のマンネリ感にやる気が出ない

このような思いを感じた時、次の方法は転職、移籍、惰性での継続となりますが、いずれの方法も根本的な解決にはならずに、かえってモチベーションの低下を助長させるだけです。

もしこのような思いを感じ、ひとしきり落ち込んだ後は、気分を一新して「新たなチャンス」だと考えてみてはいかがですか?

・トリミングセミナーに参加する

・ドッグショーへ見学にいく

・資格を取得して、仕事の幅を広げる

・新たな職業と両立をする

・習い事を始める

新しい世界を広げる方法は無数にあります。

不満を感じ、うつむきがちに日々を過ごすより、不満を感じる、マンネリを感じるという事は、自身が成長し仕事に余裕が出来た証だと考えてみませんか?

余裕が出来た分のパワー、行動力、時間をぜひ新たな方向へ向け、新しい「やりがい」を見つけてみましょう。

投稿者プロフィール

YUKIYO OHTANI
YUKIYO OHTANI
ペット業界キャリア25年以上。生体販売、トリミング、トレーニングと幅広い経験があり、国内最大手のペット関連企業本部企画業務を10年担当。ペット関連雑誌、サイトへの執筆実績も多数。資格は、トリマー、トレーナー、アロマセラピスト他、幅広く保有。現在は、ペット業界の求職者に向け執筆活動中。

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