動物看護師

閉鎖的な環境での良い対人関係の作り方★動物看護師Ver

投稿日:2018年3月16日 更新日:

もうすぐ、新入社員にとっての新生活が始まります。何もかもが新しい環境に期待、胸を膨らませていることでしょう。

各企業への就職、早く仕事を覚え場の雰囲気に慣れ一人前に仕事を任されるまでには上司や同僚との対人関係が大イベントの一つだといえるでしょう。

その中でも動物病院で働く動物看護師の就業環境は「動物病院」という閉鎖的な環境にあります。その中でいかに対人関係を築き「毎日が楽しい」と思える環境を作ることができるのでしょうか?

言葉遣い

勤務する動物病院にも違いはあると思いますが、動物看護師歴が長い主任やチーフ看護師、中堅の動物看護師がいる動物病院は多く存在します。動物看護師だけではなく、院長、副院長クラスの獣医師・中堅クラスの獣医師・新卒の獣医師。年齢層は幅広く年代によって言葉1つのとらえ方など様々です。

注意しなくてはならないのが言葉遣いです。実習や見学に何度も訪れて顔見知りであっても学生の立場と、社員としての立場は大きく異なります。慣れ親しんでスタッフとも気軽に話せていたとしても「上司と部下」の関係になれば上司の目線となり部下に指導、教育をしていかなければなりません。そこで学生気分が抜けないまま、実習の時のように接していくことは避けておいたほうがいいでしょう。一社員として入社した動物病院が動物や飼い主にとって最高の医療を提供できるよう、みんなで築き上げていけるようなスキルやマナーを身につけていく事が良い対人関係を築く要因の一つだといえるでしょう。

服装や髪型

人の看護師と同様、髪型や服装など自由であることが多い動物看護師の職業ですが、あまりにも度が過ぎた服装や髪型の場合、対人関係に問題が生じることが多い環境です。

例えば・・

●明るすぎる茶髪や金髪

●職務中に指輪などのアクセサリーをつけている

●派手なメイク

●香水の匂い

●爪が長く、マニキュアをしている

たとえ髪型や服装は自由だとしても動物病院も一応、医療現場です。

人の医療現場で働く看護師に茶髪や金髪の人がいるでしょうか?派手なメイクで爪が長くマニキュアをしていたりアクセサリーをつけている看護師がいるでしょうか?香水をつけて仕事をしている看護師がいるでしょうか?ほとんど見たことがないと思います。

なぜ爪が長いといけないんでしょう。それは爪が長いことで動物が暴れた時に動物や自分自身がケガをすることがあるからです。動物が暴れた時、長い爪が動物の目や体に傷を付けてしまいます。動物だけではなく爪だ折れたり剥がれたりしてしまう事もあります。

勿論、休暇など職務から離れプライベートの場であればなんら問題はないと思います。

勤務中の私語

飼い主とのコミュニケーションの一つとして来院した飼い主と会話が盛り上がるということも多々あります。スタッフ内での業務に関する会話から話が反れ大声で話したり、手が止まり作業が中断してしまうような私語は慎んだ方が無難です。どこからでも獣医師の動きや飼い主との会話が聞こえるように、患者の様子が分かるようにオープンスペースな作りになっている動物病院がほとんどです。ですから私語も飼い主や獣医師に筒抜けなのです。おしゃべりに夢中になってしまっては緊急の処置や対応が遅れ小さな命に関わる事態に繋がります。常に気を張り緊張感を持って業務に集中して欲しいと思います。

仲間とのコミュニケーションの時間を作ることも対人関係を良好に保つ秘訣です。休憩時間や、終業後に仲間との雑談時間を設けたりすることをお勧めします。

まとめ

いかがでしたか?動物病院という閉鎖的な環境での良好な対人関係を築くにはどうしたらいいのでしょう。

一番重要なのは上司や先輩に対する言葉使いです。「親しき仲にも礼儀あり」この言葉は、職場の上司や先輩に対してだけではありません。友達、親兄弟の間柄でも必要な事だと思います。時には、多忙な業務の中、先輩から理不尽な叱られかたをするかも知れません。そして上司や先輩に対して嫌悪感や不快感を抱くこともたくさんあるかも知れません。その対人関係が引き金となり退職・離職の道を選ぶ人もたくさんいます。そんな時は、一度、どんな指摘でも受け入れてみてください。それからどうしても納得がいかないときは上司や先輩と話す機会を設けてもらうのです。納得いかないことを我慢する必要はありません。話し合うことで必ず解決方法が見つかると思います。

そして外見や見た目の問題ですが、これは仕事とプライベートとのON・OFFのメリハリをしっかり作る事で解決できることだと思います。

ここまでお話しした事を、とても窮屈に思うかも知れません。病院の規模によってもスタッフの人数は様々ですが動物病院という閉鎖的な環境では必ず起きる問題の一つです。大人数の病院よりも少人数の病院の方が、対人関係で問題が起きたときに孤立しやすい環境だと思います。どんな環境なのか?予め実習や見学などで確認しておくのも失敗しない一つの方法です。

そして自分自身が中堅、ベテランの立場になったときに初めて「上に立ち教える立場」「学ぶ立場」両方の気持ちがわかるようになります。自分が学ぶ立場だったときの事を忘れず、「教える立場」に立った時、その気持ちを生かした指導者になってもらいたいと思います。

毎日が楽しいことばかりではありません。でも「仕事が楽しい」「仕事がしやすい」「やりがいがある」「楽しく一緒に働ける仲間がいる」と思わなければ毎日が苦痛です。長くは続かないでしょう。是非、動物看護師になったこと、なれたことを誇りに思える対人関係を築いて欲しいと思います。

投稿者プロフィール

JUN
JUN
元動物看護師。20歳の時に、近くの動物病院へ動物看護師として就職。それから20年、動物病院でチーフ看護師をしていました。2015年3月、出産を気に、退職。現在は、子育てをしながら、新人看護師のためになる記事を執筆中。そして現在、10歳のシーズ、13歳のアメショを飼ってます。

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