動物看護師

ペットブームのおかげで動物看護師の需要は安定!

投稿日:2018年2月28日 更新日:

ペットブームが廃らない限り動物看護師の需要は安定!!

動物を飼う人がいまだに減らず、動物病院も所狭しと増えている現在、動物看護師の需要は、増えていると言って過言ではありません。

獣医師も専門を目指し高度な医療を提供できるようになり看護師が不足

動物医療も高度医療や、「心疾患専門の循環器認定医」「腫瘍や血液の癌専門のガン認定医」などと、それぞれの分野を極めその知識や治療を提供できるような動物病院(獣医師)が増えて動物病院の設備投資、病院の増設や分院を増やしたりという動物病院が増えています。

都道府県によって差はありますがMRICTなど高度な医療機器を導入し幅広い医療を提供できるような動物病院が増えた事で人手不足という動物病院もあるようです。人がMRICT検査を受けるときはもちろん麻酔はしません。しかし動物は動かないようにして検査を進めるのは困難で危険が伴うので全身麻酔が必要となります。全身麻酔を使えば麻酔を導入してから麻酔から覚醒するまでは誰かが必ず見ておかなければ麻酔による死亡事故に繋がりかねません。誰か一人が付きっきりになる為、人手不足となるのです。勿論、獣医師一人でも病院は回るでしょう。獣医師を雇うより経営者的には動物看護師の給料の方が安くつくので、動物看護師の需要は自ずと増えるのです。こういった設備が整った動物病院では、経験を積んだ動物看護師を必要としているので転職を考えているベテラン看護師には有利だと思います。その中には画像診断などに力を入れ通常の診療をしない動物病院も存在します。

ペットの高齢化

フードの質が良くなった事や、飼い主の知識向上に伴い健康診断を受けさせたり、日頃のケアを大切にしている飼い主が多くなっていることからペットの平均寿命も延びています。一昔前までの平均寿命は約10歳~13歳、今現在では約15歳~16歳と寿命は遙かに延びています。猫では20歳を超えている猫もたくさんいます。人と同様に動物も高齢になればなるほど病気になる頻度も上がりますし通院の回数も増えてくるでしょう。動物の高齢化に伴い患者数は増えていく中で動物病院での人手不足となり得ることから動物看護師の需要は増えていると思います。

「動物看護師認定」資格の向上

動物看護師の資格は、少しずつですが国家資格に近づいていると思います。

各民間の資格が統一される前までは各病院で勤務する動物看護師のスキルや知識にバラつきがあったのも(個人差はありますが)事実です。統一されたことで動物看護師のレベルが一定に保たれているなどの目安となっています。

経験を積んだ動物看護師が転職する場合など、急な退職で人手不足の動物病院では即戦力になる動物看護師の採用を望んでいるので「もっと上を目指したい」「専門分野に力を入れている動物病院で働きたい」といったベテラン看護師などの転職先に困らないかも知れませんね。

まとめ

いかがでしたか?動物看護師の需要について理解していただけたでしょうか?

以前は「動物病院にはなんか行きにくい」「純血種より雑種が強いから動物病院には行かなくて大丈夫」「動物病院の治療費・フードは高い」といった理由で近寄りたがらない飼い主が多かった中、近年のペットブームやペットの高齢化、ペットの健康管理を第一に考える飼い主が多くなってきていることから「動物病院」というブランド思考に変わってきているようです。

★動物病院にしかないフードを食べさせている

★動物病院隣接の美容室でトリミングをさせたい

★1年に一回(半年に一回)は健康診断を受けさせている

★忘れがちな予防関係(ワクチン・フィラリア予防)などのDMがかかりつけの動物病院から届くから助かる

★動物病院のホテルを利用しているから安心

★動物病院で飼い主向けのしつけ(パピークラス)教室などに通っている

★動物病院で対応してくれるペット用の生命保険に加入している

など、各フードメーカーは療法食ではないけどコストを抑えた、健康なペットでも食べれる一般食に近いフードを多く出しています。「一般食なんだけど、動物病院にしか売ってないフード」といったフードのブランド

「動物病院に行かなければ買えない」というフードの販売や、激戦区で開業している動物病院では色々な対策をしているので、今まで近寄りがたかった「動物病院」に足を運びやすい時代になっていると思います。時々、動物病院の近くを通った時など、ペットを連れた飼い主同士が楽しそうに話し、コミュニケーションを取っている光景を目にしたことがありませんか?そういった取り組みのおかげで動物病院に行きやすい環境が作られているのでしょう。人と同様に各専門分野を診療する動物病院が増えたり、ペットの高齢化社会動物看護師の資格の向上など、これからの要因から動物看護師の需要は減ることはなく、むしろ増えていくといっても過言ではありません。

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