四月に入り、各企業や教育機関への入学、入社シーズンですね!
この春から動物看護師を目指す人が専門学校や大学に進学したり、専門学校で動物看護学を学び卒業して動物病院への就職が決まった人もいるでしょう。
今回は動物病院に就職をする際に「面接」という場面で役立つポイントについてお話したいと思います。
ポイント①実習でのアピール
勤務する動物病院によって採用基準は様々です。その中で新年度から採用を予定している動物病院では、専門学校や大学からの実習にくる学生に目を向けている動物病院は多く存在すると思います。専門学校であれば2年生の夏休みから冬休みにかけての実習にあたると思います。
求人広告や求人情報なども各教育機関に届けている動物病院もあります。いわゆる就活の時期に求人情報が張り出される学校も多いのではないでしょうか?
動物病院側は、その求人情報をもとに実習兼就職の面接希望でくる学生さんの適正を見ているのです。
実習時のポイントは、「主体性」や「自主性」など指示されたことなど的確に行えるかを重視しています。
ここでの注意ポイントは、消極的過ぎず積極的過ぎずです。なかなかこのポイントは非常に難しいかもしれません。
初めて実習に行く動物病院では緊張もします。緊張しすぎて固まる実習生もたくさんいます。それは動物病院側も理解してくれていると思うので心配はないでしょう。しかし数日実習を重ねても消極的すぎては「覇気が無い」と思われがちです。緊張で周りの動きが読み取れない場合や、理解できない時は、素直に「自分にできることはないか?」と訪ねてみるのもいいでしょう。
反対に積極的過ぎては引かれてしまいます。ある程度の距離や周りの状況に合わせながら、ほどほどが丁度いいかもしれません。
ポイントその②スタッフとの相性
就職する動物病院で採用び基準は様々です。体験や経験を元に見てみると多くの動物病院ではスタッフとの相性も採用基準の大きな鍵となります。
実習での動物病院側が見ているポイントとは、「主体性」や「自主性」は勿論、他のスタッフとの相性も見ていないようで見ています。実習兼就職の面接で学生が何人か重なることも多々あります。そうなると同じ実習生の中から採用したい学生を選ばないといけません。実習生の中で誰を「採用したいか?」「一緒に働きたいか?」などの採用基準は、院長や経営者だけの判断だけでは無いことを覚えていて欲しいと思います。
この先一緒に働きチームワークを作るのは「動物看護師」なのです。採用可否の半分以上を決めているのは、既に働いている動物看護師だといっても過言ではありません。
ポイントその③面接でのアピール
実習を終え、いよいよ面接ですが、動物病院によって面接をする人も様々です。院長一人で面接をするのか?経営者もいるのか?中には動物看護師長も同席する場合もあります。
実習での動きなどでおおよその採用が決まっている場合は最後の面接が決め手となるでしょう。
質問の例を上げれば・・
●どうしてこの病院で働きたいと思ったのか?
●実際に実習を終えてどうだったか?
●実習を終えて就職したい気持ちに変わりはないか?
など就職希望の動機が主ですが、実習を終えての感想は、採用する側が採用される側の観察力や意気込みを見極める手段でもあります。大まかな基準としてこういった内容を探っているのかも知れません。例をあげると・・
▲周りが見えているか?
▲先輩看護師の動きを見ているか?
▲この動物病院の方針(働き方)についてこれそうか?
最後の質問の意図には、「どこまでこの動物病院で働きたいという気持ちが大きいのか?」これを聞いていると思います。
もう一つ、あまり聞かれないかも知れませんが、中には「恋人がいるか?」「結婚の予定は?」などプライベートに関して聞かれることがあるかも知れません。その意図は、女性の場合、就職してすぐに「結婚」「妊娠」といった事が関係していると思います。
動物病院側も採用してすぐに「結婚」となった場合、「結婚」後も仕事を続ける事ができれば問題ないのかもしれません。しかし結婚して離職してしまう動物看護師がいるのも現状として多々あります。決して恋人がいるから不採用ということはまずありません。動物病院側も、できるだけ長く勤務して欲しいと思っているのです。社会人として計画的な人生設計を立てることができるかを見極めているのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?面接に役立つ3つのポイントについて理解していただけたでしょうか?
あくまで、ほとんどの動物病院で面接の時に使われているであろう質問などのポイントをまとめてみました。
採用基準での大きな鍵となるのは、やっぱり実習です。実習では、採用する側の方針に従いながら自分のスキルを上げる努力を常にしているか?仕事を覚えるにも並大抵の努力ではスキルアップできない職業でもあるのが「動物看護師」なのです。
これから動物病院に就職や転職を考えている人の参考になれば嬉しいと思います。
元動物看護師。20歳の時に、近くの動物病院へ動物看護師として就職。それから20年、動物病院でチーフ看護師をしていました。2015年3月、出産を気に、退職。現在は、子育てをしながら、新人看護師のためになる記事を執筆中。そして現在、10歳のシーズ、13歳のアメショを飼ってます。