動物看護師

動物看護師に向き不向きってあるの?

投稿日:2018年3月7日 更新日:

動物看護師になるのに向き不向きってあるのでしょうか?

動物看護師を目指す中で疑問となるのが・・「私でも動物看護師になれる?」という疑問。いわゆる、その職業に合っているのか?という適正でしょう。

適正とは文字の通り「適当」「正しいこと」。

どんな職業を目指していくにしてもその疑問は心の中に必ずあるでしょう。

さて動物看護師に適しているあるいは向いてる人ってどんな人なんでしょう?

勉強熱心な人

動物看護師は院内であらゆる業務をこなします。診療の手助けや受付事務、飼い主とのコミュニケーション、手術の助手、麻酔管理、入院患者のお世話、各臨床検査技師などの知識はもちろん動物看護学や獣医学などの知識を持っている事は必然です。ある程度の知識は、各教育機関(専門学校や大学)などで学ぶ事はできるでしょう。それ以上に現場で得る知識もたくさんあります。専門学校などでは学べない事もたくさんあります。その知識を自分のスキルとして生かせるように日々勉強ができる人が望ましいかも知れません。知識が身につけば必ず、診療の補助の中で獣医師が次にどのような検査や処置をしたいか?など動物看護師には必要不可欠でもある「先を読める」というスキルが身につき、飼い主との会話に役立つことに繋がります。

人物観察や行動の先を読むのが得意な人

「勉強熱心な人」で少しお話しした「先を読める」という事ですが、動物看護師に求められる能力として大事なスキルの一つなんです。動物病院で働く獣医師は、それぞれのやり方や癖があります。毎回同じ獣医師の診療の補助ができるなら必然と覚えるでしょう。獣医師それぞれのやり方や行動の先が読めると、「次はこの医療器具を使うだろう」「次はこの検査かな」など準備がしやすくスムーズに診療ができます。その他に人物観察など人の動きに興味を持つことで行動の特徴がつかめます。入院患者(動物)にも観察能力が身につけばちょっとした異変や動物の変化にも気づくことができ、その情報が入院中の治療に役立つのです。人物観察も「先を読める」という事に繋がるのです。

判断に迷った時は、獣医師に確認してみるのも獣医師の特徴や癖を掴む良い方法の一つです。疑問に思った事は何でも「聞ける」勇気も必要ですね。

コミュニケーション能力が高い人

社会人1年生からコミュニケーション能力が高い人はいないかもしれません。

社会人になるまでにたくさんの人と会話やコミュニケーションを取ることが練習になるかもしれませんね。動物病院では、動物看護師が獣医師よりも飼い主とのコミュニケーションを取ることが多いのです。獣医師と飼い主との架け橋になる役割も動物看護師にとってとても大事な仕事の一つでもあるのです。

コミュニケーション能力を上げるには・・

●人の話をゆっくり聞く

●飼い主の目線で話す

●飼い主の立場になって考える

この3つは、飼い主とのコミュニケーションには必要不可欠でしょう。

自分の体調をしっかり自己管理できる人

動物看護師の仕事は、小型犬や猫だけではなく中型犬、大型犬を保定したりと体力も使います。勤務する動物病院によって、爬虫類や小動物などの診察をしている病院もあります。「小型犬だから大丈夫」、「猫だから大丈夫」と動物の力を甘くみてはいけません。危機を感じた動物は凄まじい力を出し体全体で抵抗し暴れることもあります。そんな動物達を診療しやすいように保定するのも動物看護師の大切な役目です。体力に自信がある人は、動物看護師に適正なのかもしれませんね!

どんな職業に就いても体調の自己管理は社会人として当然です。自分が体調不良で休んでしまえば周りに大きな迷惑が生じてしまうことは忘れないでください。

●翌日の勤務に備えて休む

●休日はしっかり休むこと

●体調が優れない時は無理をしないこと

まとめ

いかがでしたか?動物看護師に向いてる人、向いてない人について理解していただけたでしょうか?

コミュニケーション能力や観察力、どれも動物看護師には必要な能力の一つでしょう。その中でも一番なのは心のメンタルの強さと体力ではないでしょうか?毎日が動物と触れ合え楽しい事ばかりではありません。覚える事はたくさんあるし、どんなに手を尽くしても助けられない命もあります。メンタルの弱さは時に体調を崩しかねません。そんな時は、心のメンタルが強く持っていないとこれから先もずっと続くかもしれない、色々な壁や困難に立ち向かい、乗り越える事ができないでしょう。そして日々の重労働に耐えれる体力がないと長くは努めていくことは不可能に近いかもしれません。少しでも「動物看護師」になれたことに誇りと自信を持ち多くの動物を手助けできる動物看護師になってほしいと思います。

誰でも勤務当初から両方が備えれるわけでありません。日々の業務の中で学び、自分なりにやりがいを見つけながら、心も体の強さも身についていくものだと思います。

 

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