ペットシッター

ペットシッターのつらいこと、大変なこと、苦労

投稿日:2019年1月17日 更新日:

大好きな犬猫、ペットのお世話が仕事になる!!ペットシッターはとても魅力的な仕事だと感じるでしょう。

でも実際に仕事を経験してみると、想像以上に難易度が高く、ただペットが好きという軽い気持ちだけでは通用しないという事にも気が付くものです。

ペットシッターは飼い主不在の中で犬猫、ペットの世話を引き受け、事故や怪我の無いよう注意を払う事が求められるので、仕事ではプロとしての十分な経験と知識が必要とされます。

ここでは実際のペットシッターの仕事を通じて感じる「つらいこと」「大変なこと」をご紹介させていただきます。

今後は自分なりの解決策を見出すことで、プロのペットシッターとしての活躍を目指しましょう。

■お客様とのコミュニケーションが難しい

ペットシッターの仕事はお客様との信頼関係が何より大切なことです。

留守宅を訪問すること

自宅の鍵を預かること

ペットのお世話を引き受けること

当然、利用者が必要以上の不安を抱くことも当然ではあります。ただこの不安をいかに解消し、信頼関係を築いたうえでサービスの提供をするかが重要です。

利用者と良好な関係を築くことが出来れば、今後のリピート利用はもちろんの事、友人、知人の紹介へともつながり、仕事も安定してゆきます。

利用者とはサービス提供にあたり事前の打ち合わせを行います。最近ではWEBやメールだけで打ち合わせを済ませ、鍵は郵送で授受というスタイルを提供する会社も増えていますが、万が一のトラブルを回避するためには事前の顔合わせはぜひ行いたいものです。

この打ち合わせの時点で確認すべき内容は

・訪問日時

・希望するペットのお世話内容

・緊急連絡先

だけではありません。例えば

・訪問時のカーテンの開け閉めをするのか?

・新聞や郵便物を室内に取り込んでおくのか?

・キッチンやトイレなどを訪問時に利用できるか?

・ペットの排泄物などのごみはどこへ処分するのか?

・駐輪場や駐車場の利用ルールは?

などを確認します。大変細かな項目ですが確認を怠らないことはとても重要なことです。利用者の中には

・ペットシッターであることを周囲に告げない

・室内は決められた場所以外足を踏み入れない

・キッチンやトイレの使用は禁止、ペットの給水は買い置きのペットボトルで対応

などの要望を出される方もいます。室内の些細な変化でも利用者は不快に感じることもあります。よかれと思った気遣いが相手には迷惑行為ととられてしまうこともあるので、念入りな打ち合わせをしましょう。

■定期的に顧客、予約を獲得することが難しい

ペットシッターの多くは小規模な個人開業者です。最近ではペットショップやトリミングショップ、動物病院が既存顧客向けのサービスとして提供するスタイルも増えています。

どのような業態であっても共通して感じる課題は「予約獲得」の難しさです。

ペットシッターの利用者は

・ペットホテルが苦手

・送迎のスケジュールが確保できない、営業時間中の来店が出来ない

・老犬のため自宅で過ごさせたい

・多頭飼育のためペットホテルでは予算が合わない

などの事情を抱えています。ただ大抵の場合、通常は自宅で過ごすことが出来、ペットシッターによるサービスを必要とはしていません。必要とする時期は年末年始やお盆、大型連休が多く、年間を通じて予約の集中が極端に起こります。

最近では

・子犬のしつけ

・老犬の介護

・定期的な動物病院の通院

にペットシッターを利用するという方も増えてはいますが、毎日安定した仕事量を確保出来るほどではありません。

ペットシッターを専業として開業をした場合、売り上げの変動が多い上に、平日はまるで予約が入らないということもあり、なかなか生計を立てるのは難しいでしょう。

この課題を乗り越えるためには

・動物病院と協力関係になりお互いの告知を行う

・ペットホテルサービスを提供していないトリミングショップにチラシを掲示、設置させてもらう

・近隣へのポスティング活動

・地域情報誌への広告掲載

などの方法が効果的です。様々な方法に取り組み、予約の獲得を目指しましょう。

■お盆、年末年始、大型連休などの繁忙期の対応が大変

ペットシッターの仕事はレジャーシーズンと重なり予約が変動します。特にお盆や年末年始、大型連休は一日に何件もの依頼が入ります。

犬を飼っている世帯の場合、大抵は朝夕の2回訪問をして食事を散歩、トイレのお世話を依頼します。

この時期、日ごろ閑散としがちなペットシッター業務は深刻な人手不足を感じるでしょう。なぜなら大抵の利用者が希望する訪問時間がほぼ同一だからです。

特に夏は陽が上り、気温があがる前の時間に訪問をして散歩を済ませて欲しいと希望されます。ペットシッターの仕事では各家庭を訪問する移動時間も含め予約の調整が必要になるので、必ずしも全ての要望に応えることが出来ません。かといって無断で別の担当者を向かわせることも出来ず、大変難しい課題です。

この点は多くのペットシッターが頭を抱えています。

ただこのような時期だからこそ、丁寧で配慮のある対応をすることが今後の評価、利用につながることを理解し、真摯に仕事に取組みましょう。

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