動物看護師

結婚・妊娠・出産。動物看護師に立ちはだかる壁は乗り越えれる職業?

投稿日:2018年5月16日 更新日:

動物看護師を目指す人の大半が女性です。

女性の場合、結婚や妊娠、出産と人生の大イベントが待っているでしょう。

その大イベントが時には、動物看護師として仕事を続けていく上で障害となることもあります。

今回は、動物看護師として働きながら結婚・妊娠・出産を乗り越えて働き続ける事はできるのでしょうか?

私が実際に体験した体験談を交えながらお話したいと思います。

結婚しても動物看護師を続けられるのか?

女性にとって人生の第一イベントでもある結婚!結婚しても動物看護師として働き続ける事は可能なのでしょうか?

結論からいうと結婚しても動物看護師として働き続けることは可能です。

結婚して名字が変わる場合は、勤務する動物病院で加入している各種保険等の名義変更手続きなどは必要になります。

社会保険の名義変更

厚生年金の名義変更

雇用保険の名義変更

など手続きが必要です。勤務している動物病院に事務員がいる場合は、全て委託し、手続きをしてくれる動物病院もあります。

各名義変更をしてない場合にはどんな支障をきたすのでしょうか?

例えば、社会保険の場合、自分自身の病院で診療を受ける際に名字が違っていると診療を保険適用で受けれない事があります。また雇用保険もそうです。離職した際に失業保険を受給できない可能性があるので忘れず名義変更の手続きはしておきましょう。

妊娠・出産しても動物看護師を続けられるのか?

第一イベントでもある結婚後、女性であれば誰しも妊娠を意識するのではないでしょうか?

勿論、全ての女性がすぐに妊娠を意識するとは言い切れません。結婚してもしばらくは夫婦二人の時間を楽しむ人もいます。

妊娠を意識したときに気をつけなければいけないのが動物病院ではレントゲンを使用します。薬品もたくさん扱います。

小型犬や猫と小さな動物だけを相手にするわけではありません。中型犬や大型犬、野良猫や凶暴な動物などを相手に治療にあたるわけです。

スタッフの人数が多い動物病院では妊娠を考えた時に、レントゲンや大型犬などの保定、薬品を扱う業務から外れ受け付け専門として勤務しながら妊活できるでしょう。

スタッフが少人数の場合はどうでしょうか?

私が勤務していた動物病院では数店舗分院がある中、一番スタッフの人数が多い分院だったため、「妊活宣言」をして妊娠する前から受付専門として勤務していました。しかし他の分院はスタッフが少人数のため、結婚後に妊娠を考えた時には、スタッフ全員、離職していきました。

まとめ

いかがでしたか?

動物看護師が結婚・妊娠・出産後も仕事を続けられるか?

勤務する動物病院の勤務体制やスタッフの人数によって待遇は様々です。

一般の企業では、女性が結婚・妊娠・出産した場合には、労働基準法で決められている産休や育児休暇を取得して出産後も復帰して働く女性が多い中、動物病院によっては産休や育児休暇が取得しにくい労働環境におかれているのは間違いないと私は思います。

私が勤務していた動物病院では産休は労働規則として、出産前1ヶ月から出産後二ヶ月の産休は取得することは可能でした。しかし育児休暇については前例がなく誰も取得していなかったこともあり私は妊娠後、出産二ヶ月前に離職しました。

育児休暇を取得した前例が無いことも離職理由の1つですが、私が勤務していた動物病院は外来が多く1日の手術数も多い病院だった為、私が抜けて復帰するまでの間、欠員を埋めなければ診療が回らない状態だったのです。

前例が無いため「あなたの復帰を待てないから退職して欲しい」というような暗黙の了解があったからかもしれません。

産後2ヶ月で育児休暇を取らずに復帰しようと思えば出来たのかもしれません。そうなると周りの協力が必要不可欠なんです。例えば自分の両親が健在であれば協力してもらい復帰は可能です。

私の周りの環境を見ても生後間もない子供を預ける所もなく、結婚してから新居を構えた場所も職場から片道1時間と遠い場所でした。

妊活前から離職か復帰か?と色々考えました。20年続けてきた動物看護師を辞めたくないと考える一方で我が子の成長は今しか見れない。

そして色々な条件を踏まえ考えた末に出した答えは、周りの協力無しで家事・育児・仕事と全て両立できる自信が私にはありませんでした。そして何より「我が子の成長を側で見守りたい」という気持ちが大きく離職を決意しました。

私の知人が働く動物病院ではスタッフ少人数の開業医ですが産休や育児休暇を1年所得して復帰している動物看護師数人います。しかしその動物病院ではスタッフに対する保証は(社会保険や厚生年金、雇用保険やボーナスなど)ありませんでした。勤務している動物病院によって就業規則は様々です。

全ての保証が揃う動物病院は、ごく一部と少ないかもしれません。

就職先を決める前に、「産休・育児休暇を取得して復帰するのか?離職するのか?」について良く考え予め決めた上で就職先の就業規則等について調べておく方が後々後悔しないで済むでしょう。

投稿者プロフィール

JUN
JUN
元動物看護師。20歳の時に、近くの動物病院へ動物看護師として就職。それから20年、動物病院でチーフ看護師をしていました。2015年3月、出産を気に、退職。現在は、子育てをしながら、新人看護師のためになる記事を執筆中。そして現在、10歳のシーズ、13歳のアメショを飼ってます。

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