動物看護師

動物看護師に必要不可欠な観察力と判断力

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動物看護師に必要な事とは何だと思いますか?

動物看護師は常に周りの情報を収集できるようにアンテナを張り巡らして行動しています。では、動物看護師にはどんな能力が必要とされているのでしょうか。

些細な事にも気づく観察力

動物看護師は常に、自分の耳、目で周りの状況を確認しながら行動しています。入院患者(動物)の様子一つにも敏感になるのです。何気ない普段の行動の中で入院施設の前を通る時も「入院している動物に異変はないか?」見ています。獣医師よりも長く動物と接する時間が長い動物看護師はちょっとした動物の変化に気づいてあげなくてはいけません。そして異変を感じたら獣医師に相談できる行動力や勇気が必要です。看護師になりたての頃は、自分の察知能力が正しいのか?間違いなのか?困惑してしまうことも多くありるでしょう。そんな時は、まず獣医師に相談して診てもらえるように伝えてください。獣医師に診てもらう事で何も無ければ安心ですし、些細な変化でも後に動物の命を救う鍵になることもあります。そうしていくうちに観察力がどんどん身についていくものなのです。

自ら率先して行動できる判断力

観察力が身につき院内の流れや獣医師の特徴などが分かるようになったら次にステップアップです。

動物看護師は周りの状況を把握し、自分の考えや判断で動けるようにならなければなりません。誰からかの指示だけで行動するのでは無く自ら次の段階を考え、先を読み判断しながら診察の補助や各臨床検査など進めていけるような判断力も動物看護師として必要な能力の一つです。

●外来で獣医師と飼い主の会話を聞きながら処方される薬を予め準備をする

●外来や入院患者に必要な各臨床検査の準備をする

●獣医師の行動を把握して呼ばれる前に保定に付く

こういた動物看護師の行動が獣医師の診療をしやすい環境を整え診療がスムーズにいく秘訣だといえるでしょう。

スタッフとの助け合いやコミュニケーション能力

勤務する動物病院の規模やスタッフの人数によって異なりますが、動物看護師一人だけでは病院は回りません。獣医師・動物看護師、病院によっては受付専門のスタッフが存在します。動物看護師が交代制で受け付け業務を行う病院もあります。そのスタッフとのコミュニケーションや助け合いが潤滑に診療を進めたり動物病院運営に関して重要なとなります。院長、副院長クラスの獣医師、中堅獣医師、新卒で入社したての獣医師、ベテラン動物看護師から中堅動物看護師、新人動物看護師と年齢も経験年数にも幅があるかもしれません。その中でのコミュニケーションを取るのが難しい場合も多々あるでしょう。しかしお互いが時には助け合い、常にスタッフ同士がコミュニケーションを取りながら患者の(動物)情報を交換し合わなければ診療業務に支障をきたしてしまうでしょう。

例えば・・

●臨床検査に必要な動物のデーター情報が無ければ正しい検査結果は得られない。

●入院患者(動物)の治療経過情報をスタッフで共有していなければ状態が急変した場合の処置が遅れる

●外来・入院治療にあたっている獣医師のスケジュール管理や休暇などの情報交換で手術の予約や飼い主への説明業務ができない

●自分が休暇明けで担当患者(動物)の現状を聞いたり、もしくは休暇前に患者情報の提供しなければ代わりのスタッフが困惑する

などスタッフ同士のチームワークはとても重要です。ほとんどの動物病院は、朝礼や交代制での勤務の場合、申し送りなどの時間を設けているでしょう。

まとめ

いかがでしたか?動物看護師には必要不可欠である観察力や判断力について理解していただけたでしょうか?

動物看護師は、自分自身の目と耳をフル活用し、常に周りを気にしながら情報を収集できるようにアンテナを張り巡らせながら日々の業務に徹しています。小さな命とはいえ、決してミスはあってはならない仕事なのです。しかし人は誰しも失敗してしまう生き物です。それが大きなミスに繋がらないように周りに気を配り、時には助けを借りながら成長していけるようにスタッフとのコミュニケーションを大事に信頼しあえる関係を築いていくのも毎日を楽しく、やりがいを持ち、長く勤務できる職場にしていく努力は、一人一人必要ですし、その努力を惜しんではいけないと思います。

年齢層の幅、勤務年数の違いは、どこの動物病院にもあり得る事です。自分一人だけの単独行動では、他のスタッフからの信頼は勿論、上司でもある病院長や獣医師からの信頼は得られないでしょう。新人の頃は、周りの助けは必要です。間違った判断をしてしまった場合は、おそらく主任クラスの動物看護師から指摘を受けるでしょう。「自分は悪く無い」と思うような指摘を受ける事もあるかもしません。まず一度は、上司の指摘を素直に受け入れてみてください。それでも納得がいかない時は、納得がいくまで上司に質問してみるのも解決の意図が見えるかも知れません。いつの日か自分自身が中堅。ベテラン看護師の立場になったときに初めて上司の気持ちが分かるのかも知れませんね。

投稿者プロフィール

JUN
JUN
元動物看護師。20歳の時に、近くの動物病院へ動物看護師として就職。それから20年、動物病院でチーフ看護師をしていました。2015年3月、出産を気に、退職。現在は、子育てをしながら、新人看護師のためになる記事を執筆中。そして現在、10歳のシーズ、13歳のアメショを飼ってます。

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