動物看護師

動物看護師が行う衛生管理(滅菌・消毒)重要なポイント

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動物病院での衛生管理についてどのような事に気をつけたらよいのでしょうか?

動物看護師が衛生管理を行ううえで最も重要な事を4つのポイントに分けて体験談を入れながらお話していきたいと思います。

ポイント①待合室(出入り口・駐車場)

飼い主が出入りする待合室、多くの動物が出入りする場所は人の目に付きやすい場所です。常に衛生管理には気を配らなければなりません。

動物病院の規模によって待合室や駐車場の大きさは様々です。動物病院がある場所によっては、動物病院の周りが住宅街や大型ショッピングモールや公共施設などに囲まれた環境など違いはあるでしょう。そんな環境で一番気をつけなければいけない事は動物の排泄物や匂いです。動物の匂いは動物を飼っている人は勿論、動物が苦手な人にはとても不快に感じてしまいます。

診療の待ち時間を利用して動物病院の周囲で散歩させる飼い主も多々います。動物看護師は常にそういった動物病院の周りでの排泄など気をつけていなければなりません。飼い主は自分のペットが排泄した汚物をきちんと処理する飼い主、そうではない飼い主と分かれています。悪臭で近隣からクレームが入る事も多々あります。

私が勤務していた動物病院は、住宅街に囲まれた環境でした。気をつけていたポイントは

★診療開始前に動物病院周辺のチェックと掃除

★診療の合間に駐車場や周辺のチェック

★診療後に掃除

★待合室に外で排泄をさせないようにお願いするポスターや排泄物を取れるようにビニール袋等を置く。万が一排泄させてしまった場合はスタッフに声かけしてもらう。

など上記の対策を徹底して行っていました。一番効果的な衛生管理は、こまめに周辺の見回りと掃除でした。

ポイント②診察室・処置室

診療開始前・診療中・診療後。診察室・処置室では様々な病気の動物が行き交う場所です。

一番重要な事は、常に診察台は清潔でなくてはならない場所だという事です。

伝染病疑いの動物も診療の為に診察台に乗ります。医療器具も使用します。獣医師や動物看護師は多くの動物を触ります。

診察台は勿論、獣医師・動物看護師の手や衣服などの消毒は、院内感染を防ぐ為にもとても重要です。

私が在職中の動物病院では予め伝染病疑いのある動物を触るときに、徹底していた事があります。

★使い捨ての手袋やエプロンなど使用する

★伝染病疑いの診療や処置にあたる獣医師・動物看護師は他の動物に触れない

★伝染病疑いの診療・処置に当たった獣医師・動物看護師は、十分に消毒を行い新しい制服に着替える

★使用した診察室・診察台・処置台・医療器具は十分な消毒薬をまき、しばらく使用しない

★予防接種をしていない動物は使用した診察室では診ない

上記の事を徹底しながら、動物看護師は常に診察室の衛生面には気を配っていました。それでも防げない伝染病は多々あります。

ポイント③手術室

手術室では手術の際に「無菌」という状態で手術を行います。手術室での衛生管理については外来や待合室以上に神経を使います。手術台は勿論、手術に使う器具の滅菌や消毒、麻酔の機械、心電図モニターや気管チューブ、どれも衛生管理を怠ってはならない項目です。

動物看護師は麻酔管理や機械出しなど手術に関わる事が多い立場です。手術中に患部に触れてはいけないことは当たり前の事ですが、心電図モニターの不具合で動物の体に触れなければいけない事もあります。その時は執刀している獣医師に触れないよう、患部に触れないよう十分な注意が必要です。

手術に使う医療器具は、綺麗に洗浄して専用のカストに入れオートクレーブで高熱滅菌して次の手術に備えなければいけません。緊急の手術が入る事もあります。動物看護師は緊急にも対応できるよう衛生面に配慮しながら医療器具、手術室の準備は欠かせません。

ポイント④入院施設

動物が入院している入院施設での衛生管理です。決められた消毒方法で毎日、入院している動物の身の回りを掃除します。ただ掃除だけしていればいいのではなく、動物の様子を細かく確認し、排泄物や食欲の有無をチェックします。そして何かしら異変があれば直ちに担当医に報告するのも動物看護師の大きな役割です。

私が勤務していた動物病院では、次の事を徹底していました。

★入院している動物の排泄物・食欲の有無は必ず掃除した動物看護師が入院カルテに記入する。

★伝染病疑いの動物は、安易に場所を移動させない。もしくは隔離病棟で管理する。

★掃除にあたった獣医師・動物看護師はそのつど消毒を怠らない。

上記の事を徹底しながら衛生面に気を配り他のスタッフと連携をとりながら入院している動物の看護に当たっていました。

まとめ

いかがでしたか?動物看護師の衛生管理について参考になったでしょうか?

衛生管理のやり方は、勤務する動物病院によって様々です。しかし病院に来院する動物や飼い主にとって、衛生的な綺麗な動物病院で快適に診療を受けれるように工夫する事も大事だと私は思います。

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