トリマー

トリマーの役割は「ペット」を通じたライフパートナー

投稿日:2018年1月23日 更新日:

トリマーの仕事を何年も続けていると、ふと仕事のやりがいや将来性に不安を感じることがあります。別業種への転職や別店舗への移籍など様々なことを考えるものですが、この時トリマーの役割について考えてみると自分の方向性が明確に見えてくるでしょう。

犬を初めて飼うご家族にとっては、愛犬専任の相談相手

犬を初めて家族として迎えた方にとってはトリマーは

・愛犬の話題を共有できる友達、話し相手

・愛犬のしつけについて相談できるトレーナー

・愛犬の食事について相談できる先生

と様々な役割があります。犬を飼い始めた時、飼育本、しつけの本、WEBサイトから様々な情報を入手することはできるものの、実際に愛犬で実践してみても思うように覚えてくれない、問題が解決しないという事もよくあることです。このような時、気軽に相談できる相手がトリマーさんです。

もちろんペットに関する専門家といえば、獣医師や動物看護士もいますが、病気以外の話を相談しにくい、気軽に病院に足を運べないという気がかりもありなかなか機会がないでしょう。

かとって自宅に出張スタイルのドッグトレーナーを依頼するほど深刻でない悩みも初めてのペットライフには多々あります。

このような状況では、毎月のお手入れがてら気軽に足を運び、愛犬の事、世間話、しつけや食事に関する悩みを気軽に相談できるトリマーさんはとても心強い存在と言えるでしょう。

もちろん愛犬のふとした仕草さや成長について、笑顔で飼い主さんと話しができることもトリマーにとって大きな役割でもあります。

トリミングショップを利用する意味を正しく伝えること

日本ではペットショップに様々な犬種が一同に並び、どの子犬を家族に迎えるかは基本的には飼い主さん任せです。その為、中には犬種の特性や必要となるお手入れを知らずに家族に迎えてしまうという方も少なくありません。

その為、トリミングショップへ定期的に足を運ぶ必要性を誤解されている方も少なくありません。

・犬にはシャンプー、カット以外にも爪切りや肛門腺絞りといったお手入れが必須であること

・自宅シャンプーによる生乾き、自然乾燥はかえって皮膚に悪影響を及ぼすこと

・皮膚トラブルは内股、脇、腹部など日ごろ目が届きにくい部位にも発症すること

・多くの犬が何らかの耳のトラブルを抱えていること

・腫瘍の早期発見が癌治療に効果的なこと

などの情報はプロであるトリマーが都度発信していくことが必要です。

トリミングショップを利用することは決して贅沢なことでも、飼い主さんが手間をかけていないという事ではありません。

定期的にプロに愛犬を預け、全身の状態をしっかりと確認してもらう事で異常や病気の早期発見に効果があります。このような役割がトリマーにあることをトリマー自身も意識し、日ごろから

・作業中に犬の健康状態をしっかりと確認すること

・カルテを活用し、利用履歴、症状の変化を把握しておくこと

・病気や不調に関する基礎知識を身に着けておくこと

・飼い主さんとのコミュニケーションを円滑にしておくこと

を心がけておきましょう。

トリマーさんは家族と同じ思いを共有できる存在

 

多くの飼い主さんはいきつけのトリミングショップがあり、ペットの生涯を通じて、10年、15年と同じトリマーに愛犬のカットを依頼し続けるものです。

この間に子犬から元気あふれる成犬の時期があり、老犬になりと次第に変化をし続けます。もちろん体調、体形の変化があったり、多頭飼いを始め家族が増えることもあります。

ペットの生涯を通じて、嬉しいこと、悲しいことをたくさん共有するでしょう。飼い主さんにとっても家族以外で家族と同じようにペットに関心をもってくれる存在、愛情をもって接してくれる存在、どんな些細なことでも話、相談できる存在はなかなかいないものです。

つまりトリミングショップを利用し、トリマーと愛犬の話題を共有することはとても楽しく、有意義な時間なのです。最近は、ペット関連商品を通販で購入される方が増えていることもあり、なかなかペットショップへ定期的に足を運ぶ機会もなくなりつつあるので、愛犬やペットに関する話題を共有できる機会も減っています。

通いなれたトリミングショップでトリマーと様々な会話を交わすこと、楽しい時間を過ごせるば場所を提供することもトリマーの大切な役割です。

トリマーの役割はプロとしての高い技術の提供と共感できる時間の提供です

トリミングショップで仕事をしていると、つい毎日同じ仕事、代わり映えの無い生活と感じることもきっとあるでしょう。でも、見方を変えてみると、トリマーの仕事は単に予約通りにシャンプー、カットの作業を終えることだけが求められているのではなく、家族と一緒になって愛犬の話題に盛り上がる場を提供することも大切な役割だと気が付くことが出来るでしょう。

この役割をしっかりと認識し、飼い主さん、ペットと接することが出来るようになった時がトリマーとして独立開業を決心するタイミングともいえるでしょう。ぜひ自身のトリマーとしての役割について考えてみましょう。

 

 

 

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